漫画、ジャズ、演劇。アートの香り漂うクリエイターの町、杉並区阿佐ヶ谷のエリアガイド。

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麺処三ッ葉亭

阿佐ヶ谷駅南口を出て、マクドナルドがある細い道をまっすぐと歩いた先にかわいらしい佇まいのお店があります。お店の前には「つけ麺・ラーメン・油そば」の文字の右下にちょこんと三ツ葉のマークが書かれた看板。それが「麺処三ッ葉亭」です。

外にはおいしそうなラーメンの写真と香りが漂い、食欲を掻き立てます。
店内は狭めですが、キレイで女性一人でも入りやすいです。

今回は三ッ葉亭の基本、つけ麺の醤油(750円)を注文。

アツアツのスープと麺がシンプルな白い器で登場です。鰹節と醤油の濃厚な香り、また、キラキラと輝く中にプツプツっとした全粒粉が練りこまれた麺に視覚と嗅覚で誘われます。

スープを一口飲んでみると、つけ麺のスープなのですごく濃いかな、と思いましたが、意外とあっさりしていて、そしてなんといってもやさしい、まろやかな口あたり。こちらのスープはまず、拳骨と鶏がらを混ぜた豚骨スープを作り、3日間冷蔵庫で冷まし、魚介を混ぜて完成するとても手の込んだスープだそうです。動物系と魚介系を混ぜたスープなので、濃厚な中にもあっさりとしているのですね。

そして、麺は太麺で固めに茹でてあり、しっかりと麺がスープに絡みつきます。スープ同様、麺にもこだわりがあり、北海道の北辰を使って製麺し、栄養価が普通の麺の3倍ある全粒粉を使用。

卓上には有機玉葱が置いてあり、最初は元の味を食べ、飽きてきたら有機玉葱を入れて味を変えて楽しんでもらいたい、とのこと。入れすぎは厳禁だそうですが、私もスープの中に入れてみました。玉葱のシャキシャキっとした食感と甘さがとても良いアクセントになり、少し入れただけで違うスープに早変わりします。

こちらのお店には他にも、変り種として塩や、お酢やラー油を使って、お客様自身が好みの味を作って頂く油らそばなど、気になるメニューがたくさんあります。一度食べたら、リピーターになること間違いなしのお店です。

■ 麺処三ッ葉亭
住所：東京都杉並区阿佐谷南2-17-3 長谷ビル1F
営業時間：11:30-23:30
定休日：無休
TEL：03-3313-0328