Column 4 阿佐ヶ谷グルメ
カフェ・ド・ヴァリエテ
阿佐ヶ谷駅から徒歩5分の場所に、静かに佇む「カフェ・ド・ヴァリエテ」
2012年3月1日OPENした自家焙煎珈琲の店だ。店主の増田さん夫妻を慕い、いろんなお客様が訪れる。増田さんは2010年に会社を辞め、コーヒーの勉強を進めるうちにコーヒーの奥深さを知り、このお店の開店に至った。
カフェ名にあるヴァリエテは、フランス語で「多様性」を意味する。生産国×焙煎深度×抽出法で、組み合わせは何万通りにもなるのと同時に、コーヒーの楽しみ方は無限大になるという。
例えば、ブラジルやコロンビアなど世界60カ国にも及ぶ生産国は、地域によって異なるコーヒーの味わいを楽しめる。エチオピアはフルーティーで甘く南国風、インドネシアのマンデリンは苦味もあるが、甘みも強い。そして、同じ産地でも浅煎り、深煎りなど焙煎の度合いにより味が変わる。
抽出方法もさまざま。お店のおススメは、ヴァリエテ・ブレンド(460円・税込)。しっかりしたコクのある味わいを楽しめるコーノ式ペーパードリップで一杯ずつ丁寧に淹れてくれるが、少しあっさりが好みならサイフォン式、ほかにもエアロプレス、ネル・ドリップ(+150円)など好みに応じた抽出をしてくれる。
スイーツやフードへのこだわり
スイーツやフードにもとことんこだわる。すべて手作りでどれもおススメだが、人気ナンバーワンのスイーツといえばベイクドチーズケーキ(360円・税込)。
さっぱりしているのにコクもあり甘さを抑えたレモン風味が、コーヒーの美味しさをひきたてる。「コーヒーをもっと美味しく飲んでもらうためのものが、スイーツ」と話す増田さん。
店内の至るところに感じられるのが、ゆっくり寛いでほしいというお客様への心遣いだ。座り心地にこだわった若干低めの椅子は、足がきちんと床につくように。バリアフリーの入口は、ベビーカーでも入りやすく。子連れの方も年配の方も誰もが寛げる居心地の良さは、増田さんご夫妻の穏やかで優しい人柄が作りだしているのだろう。
イベントも幅広く開催し、ペーパードリップ教室やアロマテラピー講座やボサノバギターコンサートなど実に様々。
「今やりたいイベントは、読書会」という増田さん。自分が読んだ本で共感したものを一冊ずつ紹介してもらい、「私の一冊」の100冊ラインナップを作るのが夢だとか。阿佐ヶ谷北エリアの本好きな人たちがどんな本を読んでいるか知りたいと、増田さんの夢は広がる。
美味しいコーヒーを楽しめるだけじゃない。日々の楽しみも無限大にあることを教えてくれる。カフェ・ド・ヴァリエテで、心安らぐひとときを。
■Café de Variété(カフェ・ド・ヴァリエテ)
http://www.cafe-de-variete.com/
住所:杉並区阿佐谷北1-42-14-1F
営業時間:11:00-19:00
定休日:月曜
全席禁煙
TEL:03-5932-0147
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