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第59回「阿佐谷七夕まつり」開催！（1）

今年も8月5日から8月9日までの5日間、「阿佐谷七夕まつり」が開催され、連日、多くの人で賑わいました。

1954年から毎年行われている七夕まつりですが、今年は「阿佐谷パールセンター」だけでなく、JR阿佐ヶ谷駅周辺にある10の商店街が参加していることが例年との違いです。

JR線の北側に位置する「松山通り交友会」「阿佐谷商和会」「スターロード」「河北病院通り進交会」「新進会商店街」、JR線高架下の「あさがやゴールド街」、そして南側にある「一番街商店会」や「すずらん通り商店街」「川端新興会」なども参加し、阿佐ヶ谷駅一帯は七夕モード一色に染まりました。

やはり七夕まつりの中心は駅前から青梅街道まで約700メートルのアーケードが続く「阿佐谷パールセンター」

阿佐谷七夕まつりの特徴である“はりぼて飾り”をはじめ、吹流しや横断幕調の飾りつけなど、バリエーション豊かな作品がずらりと並び、震災後の昨年に比べるとはりぼて飾りは小ぶりな物が多かったものの、吹流しなどの鮮やかさと華やかさは昨年を凌駕していたように思えます。浴衣を着て歩く人の数も多数見られました。

 また、飲食関係の屋台や模擬店も昨年を上回る盛況ぶり。すでに「阿佐谷七夕まつり」の名物にもなっている「阿佐谷パールセンター」入り口に位置する「釜人 鉢の木」のカキ氷は、列の最後尾が中杉通りまで伸びるほどの人気。

「釜人 鉢の木」の隣にある「サンジェルマン」のスパイスパスタも、子供はスナックとして、大人はお酒のおつまみに買い求める人が少なくありませんでした。

「サンジェルマン」の数軒先にある「自然食品 Ｆ＆Ｆ」のバナナ入りけずり苺も飛ぶように売れていました。昨年の七夕まつり５日間ではなんと5000食も売れたそう。

輪切りのバナナの上に凍り苺を削ったものをのせて、そこに練乳をかけたシンプルなスイーツですが、それだけに素材の味が際立ちます。バナナの甘みと苺の酸味が程よくマッチしていて美味。今年も5000食の記録を更新しそうな人気を博していました。

「阿佐谷七夕まつり」限定メニュー

「阿佐谷パールセンター」を青梅街道方向に進むと、アーケードのほぼ中間地点には七夕まつりのインフォメーションセンター「阿佐ヶ谷わがふるさと館」があり、MAPや団扇を配っていました。その数軒先に再び長蛇の列を発見。

ミートソースパスタ専門店「ミート屋」の自家製「ミートパスタ」の列でした。七夕限定の自家製生ペンネのミートソースです。「ミート屋」横の路地にはパスタに舌鼓を打つ人たちで溢れていました。

和風洋菓子と陶器などのギャラリーを備えた「ぶどうの木＆鎌倉座」も多くの人で賑わっていました。チェーン展開している「ぶどうの木」の本店はこの阿佐ヶ谷。「東京バナナ」発祥の地であることをアピールしていました。

また、大福の生地に、赤えんどう豆、寒天、豆乳クリーム、黒みつあんをくるんだ期間限定メニュー「豆乳クリームのあんみつ大福」も販売されており、この「ぶどうの木」や前述の「ミート屋」に限らず、「阿佐谷七夕まつり」でしか味わうことができないグルメも、「阿佐谷七夕まつり」を盛り上げる重要なファクターとなっているようです。

■ 第59回「阿佐谷七夕まつり」
http://www.asagaya.or.jp/ 
会場：JR阿佐ヶ谷駅周辺の10商店会
主催：阿佐谷七夕まつり連合会