漫画、ジャズ、演劇。アートの香り漂うクリエイターの町、杉並区阿佐ヶ谷のエリアガイド。

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第61回　阿佐谷七夕まつり

8月6日から１０日までの５日間にわたり行なわれた第６１回「阿佐谷　七夕まつり」は、パールセンターやすずらん通りなど計１１商店会が参加し、街全体が七夕のお祭りムード一色となり賑わいを見せていた。今年からアニメストリートも加わり、さらに七夕まつりがパワーアップ。

すずらん通りでは楽しいゲームやおいしい食べ物、いちょう小路では笹のトンネルなど、それぞれの商店会が趣向を凝らしているので、このおまつりは時間を気にせずにゆっくりと街じゅうを散策したい。

パールセンターメインストリート

パールセンターでは、笹と吹き流しの七夕、その年の流行を取り入れた各店自慢の張りぼては見応えあるので、1キロの商店街に連なる数々の模擬店で美味しいものを買ったりお買い物をするのがオススメ。近くでみる張りぼては迫力があり、作った人たちの熱意を感じるものばかりだ。

ボールすくいや金魚すくい、わた菓子など、子どもの好きなものだってたくさん。一方、大人は、ビールを片手に張りぼてを鑑賞と、家族みんなが楽しめるのが阿佐ヶ谷のおまつりといえよう。　どの商店街も、お店の人たちの威勢のよい掛け声が行き交い、気分がワクワクしてくる。

５日間にわたるさまざまなイベント

9日夜には阿佐ヶ谷姉妹が司会を務めるゆかたフェスや、ねぶたをバックに跳人（はねと）による踊りの披露などと、どれも見逃せない。ちなみに、跳人による踊りは、お囃子のリズムにあわせて「２拍子」のリズムをとり片足ずつ、けんけんぱっの要領で２回跳ねるというシンプルなものなので、誰でも簡単にできるのが魅力。観るだけでも楽しいが、一緒に跳ねてもいい。たとえ上手に跳べなくても、楽しく跳んだらいいのだ。

夏は、まつりが似合う。呑んで食べて、七夕で季節を感じて。

阿佐ヶ谷のまつりは、家族でもひとりでもカップルでも誰だって楽しめること間違いなし。

気さくで飾らない阿佐ヶ谷の魅力が思う存分味わえる、阿佐谷七夕まつり。ぜひ、一度足を運んでみてほしい。きっと、阿佐ヶ谷にまたいきたくなるから。

■ 第61回「阿佐谷七夕まつり」
開催期間：2014年8月6日-8月10日
開催場所：JR阿佐ヶ谷駅周辺11商店会